間違えやすい痔と直腸がん

排便時に出血があった場合、本当にそれは痔でしょうか?あなたの思い込みが事態を悪化させるかもしれません。

『以前から痔がしばしば悪くなっているし、きっとまた痔が悪くなっているに違いない… …病院へ行く時間もないし、もう少し様子を見よう』

当然ながら自分の肛門は容易には観察できませんが、排便時出血は本当に痔の症状でしょうか?本人は『単なる痔だから大丈夫、そのうち治るかも』と思っていても、それが痔ではなく大腸がん(直腸がん)であることがよくあります。

排便時出血などの症状の場合には、肛門のみ診察するのではなく直腸や必要に応じて腸管の検査(下剤服用の必要のない、楽な腸の検査です)を施行し、大腸がんを見逃さないことが重要です。

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