最も楽な胃カメラの検査方法は?

鼻から、鎮静剤を併用しつつ胃カメラを行うことが、被験者にとって最も楽な方法であるといえます。

特に治療目的などの特別な理由のない限り、検診や精密検査でも経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)が最も勧められます。楽に検査を受けていただくことで、定期的な検診が嫌にならず、ひいては被験者の生命を守ることになります。

胃がんの最大のリスクはH.ピロリ菌感染であることは疑う余地がありません。わが国ではかねてからピロリ菌保有者が多く、そのため先進国の中でも胃がん患者の割合の高いことが知られています。年々感染率は低下傾向にあるものの、40代以降では30-50%の感染率であるとされています。

こうしたハイリスク群に対して、もっとも有効な胃がん検診は定期的な胃内視鏡検査(胃カメラ)ですが、検査が苦しいものだと定期検査が苦痛になり、足が遠のいてしまいます。その結果、胃がん発見が遅れてしまい、生命が脅かされるなら本当に残念なことです。

ある程度、罹患確率が高いと予測される場合は、定期的な検診は非常に重要です。そのためには被験者が快適に検査を受けることができるようすることが医療機関の使命だと考えています。

よくわかる胃カメラの挿入

咽頭の解剖

胃カメラを理解する咽頭解剖図

胃カメラを入れる経路は鼻か口か

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胃カメラは口から咽頭へ、または鼻腔から咽頭へと挿入します。鼻から入れるルートは、さらに鼻腔内で中鼻道経由と下鼻道経由に分かれます。

鼻からのカメラは必然的に細いものしか入れられず、口からは細いファイバーのみならず太いものも挿入可能です。

胃カメラで苦しいポイント①鼻腔内

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経鼻ルートの場合、鼻腔内の狭いところを通過するので、特に鼻炎の方などは鼻閉感を強く感じます。
個々の生まれつきの鼻腔の広さも大きく影響します。

丁寧なファイバー操作をしないと鼻粘膜を傷つけ、鼻出血を起こします。

胃カメラで苦しいポイント②咽頭後壁

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上咽頭から下咽頭へ進む時に、人によっては咽頭後壁にカメラが当たるのが不快に感じられます。

首が短いなど、個人の体格による検査への影響の大きなところです。

胃カメラで苦しいポイント③食道入口部

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食道入口部は狭く、喉頭に隣接するため、唾液や検査用のゼリーが付着して咳き込むことがあります。特に丁寧なカメラ操作が必要です。

胃カメラで苦しいポイント④舌根部

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舌根部は接触すると咽頭反射が起きてオエッとなります。
これは特に経口の検査で注意をしたいポイントです。

胃カメラは鼻からでも口からでも自由に選択OK

当院では、楽に苦しくない胃カメラを、安全に受けていただくことを最優先にしております。
麻酔の併用等で苦痛のほとんど無い、非常に楽な胃カメラをお受けいただけます

  鼻からの胃カメラ 口からの胃カメラ
メリット
  • 細いので異物感が少ない
  • 舌根部の圧迫がないため咽頭反射が起きにくい(オエッとなりにくい)
  • 鼻腔より挿入するため鼻腔内・上咽頭など
    耳鼻科領域の観察が容易
  • 高解像度であることが多い
  • 胃液の吸引が容易で、より短時間で検査が可能
  • 鼻腔の狭い人でも検査可能
  • EMR/ESDなどの手術処置が容易
デメリット
  • 解像度が劣ることがある
  • 左右とも鼻腔が狭い人にはどうしても入らない
  • EMR/ESDなどの手術処置に不向き
  • 内視鏡径が太く、違和感が強い
  • 舌根部を圧迫するため咽頭反射が起きやすい(オエッとなりやすい)

当院では上記特性を踏まえ、さらに検査を受ける方のご希望で麻酔併用が可能です。

鼻腔や口腔粘膜の局所麻酔は必ず施行します。
恐怖心が強い方、不快感なく検査を希望される方には寝ている間に検査(静脈麻酔併用)することが可能です。
麻酔科標榜医による麻酔管理です

医療法人社団 こば消化器・乳腺クリニックKOBA CLINIC KOBEアクセス

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