膿皮症とは

膿皮症とは主に臀部(肛門ではなく左右のお尻の部分)の皮膚・皮下が細菌感染を起こし、化膿する病気です。

原因

皮膚常在菌であるブドウ球菌、連鎖球菌等が起炎菌として、皮膚の中に入り込み感染を起こすことが原因です。皮膚の汗腺や毛嚢、小さな表皮の傷などから菌が皮下に入り込み感染をおこします。病状が進行すると皮下膿瘍(皮膚の下に膿がたまってくる)を形成し、治すのに時間がかかります。

症状

感染初期はちょうどオデキのように、局所的部分的に発赤(赤くなる)し硬結がみられる(硬く腫れる)くらいです。徐々に感染が進行してくると次第に範囲が広くなり、ブヨブヨした感じになります。この段階では皮膚の下にはかなりの膿が溜まってきています。臀部であるために座るたびに圧力が加わり、皮下を拡大する傾向にもあります。ひどい場合は会陰(前の方)にも広がり、睾丸や外陰唇をも病変部になってしまいます。

治療法

病気の段階によって治療は異なりますが、初期のものを除いて、基本的に外科的な処置が必要になります。

小範囲の発赤のみであれば抗生物質の内服のみで軽快する場合もあります。しかし感染が拡大し、膿が溜まってしまった状態の場合、切開排膿(切って膿を出す)が原則で、症例によっては持続的に膿を出し続けるために、ドレーンという管を入れっぱなしにします。(十分に膿が出切って枯れてきたら管は抜きます。)あまりにも再発を繰り返す症例の場合は、表皮が非常に脆く感染に弱くなっているため不具合な表皮を部分的に切除する場合もあります。

最も大切なのは異変を感じたら早期に診察を受けることです。早い段階であれば切ったりせずに治る可能性があります。

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